投稿日:2021年8月2日
最終更新日:2021年8月18日
最終更新日:2021年8月18日
ロゴデザインの巨匠
ロゴデザインの巨匠
こんにちは、今回からブログを担当させて頂く”E”です。
デザイン研究と言う事で10年以上前にグラフィックデザイナーの先輩から教えて貰った、
グラフィックデザイン界の巨匠ポールランドを紹介したいと思います。
ポール氏は20世紀ロゴデザイン史の巨匠です。他にもソール・バス、ミルトン・グレイザーがいます、
絶対見たことがあるデザインなので興味がある方は調べてみて下さい。
軽く紹介すると、アメリカNYでユダヤ系移民の子供として生まれ、ニューヨークのプラット・インスティチュート (1929–1932)、
パーソンズ美術大学(1932–1933)、アート・スチューデント・リーグ (1933–1934)で学ぶ。
グラフィック・デザインにおけるスイス・スタイルの創始者のひとりです。
有名なデザインはIBMで、極太のスラブフォントで組まれたスリット入りのブルーのロゴです。
今回紹介するにあたって面白いと思ったのはポール氏のデザイン思想です。
いくつか紹介します。
ロゴは、それが象徴するもののクオリティから意味を引き出す。それ以上でもそれ以下でもない。
製品、サービス、ビジネスあるいは企業と関連づけた時に初めて、ロゴが本当の意味を帯びるのだ。
企業が二級なら、ロゴも二級品に見られる。それを見る人々が適切に状況を整える前に、
ロゴがただちに仕事をすることを期待するのは無謀である。
企業が二級なら、ロゴも二級品に見られる。それを見る人々が適切に状況を整える前に、
ロゴがただちに仕事をすることを期待するのは無謀である。
ロゴデザインの必須条件は、区別しやすいこと、記憶に残ること、明確なことだけだ。
シンプルさはゴールではない。それは良いアイデアと適切な目算の副産物である。
ポール氏はクライアントにデザインをプレゼンテーションすることに非常に重きを置いていたそうです。
デザイナーはクライアントの為に誂えた物語を語らねばなりません。
世の中にあるデザインのほとんどがシンプルなものが多く、必ず意味があります。
しかし、やはり人の記憶に残るものではないと意味がないとここでは悟っています。
意味に重きを置き良いデザインが出来たとしても、人の記憶に残らなければ意味がないと言う事でしょうか。
これまで生き残っている多くの有名なグラフィックデザインは一度見ると記憶に残っているものが多いかも知れません。
意識して見てみると面白いと思います。
ではこの辺でまた面白ものがあればアップしたいと思います!
良い一日を!